<最怖>この世で最も怖い話まとめ

この世で最も怖い話をまとめています。毎日19時20時21時に1話づつ投稿。あなたを恐怖のどん底に落し入れます。朗読もはじめましたのでそちらもどうぞ。

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2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

<最怖>図々しい子

子供の頃家族で海水浴行ったとき、海から上がって自分家のスペースに戻ると同じ年くらいの知らない子供が座ってた。 誰だこいつと思ったけどとりあえず無視してビニールシートに腰をおろしたら知らない子がカキ氷食べたいってだだこねだして、かき氷買いに行…

<最怖>少年(長編)

胸糞悪い話になるかと思うが、誰にも話せない事だったから暇な奴は聞いてくれ。 当時、俺はまだ高校2年生。 ちょっとした理由で所属していた陸上部を辞め、どうせならいい大学を目指そうと、スポーツから勉強に乗り換えようかと考えていた矢先の出来事だった…

<最怖>拒否

夢の中で行ったことのない神社へ行った。 というか神社へ入れなかったんだけど、山の中にあるっぽい神社で麓に鳥居があって石段が続いていた。 鳥居の前には道があって向かい側は海っぽい。 道を挟んで鳥居が向かい合ってた。 鳥居には注連縄がなかった。 鳥…

<最怖>付いて来る鈴の音

何年か前、妹から聞いた話だ。 それは、妹が近所のお寺から帰宅する途中の事だった。 照りつける夏の日差しと、けたたましい蝉の声にうんざりしながら、妹は近道をしようと裏道に入った。 然し、何かがおかしい。 如何やら道を間違えてしまったようで、見た…

<最怖>思い出の彼女

夜中に物音で目覚めると、窓がカタカタ揺れていた。 無視していたが、音はいっこうに止まないので、カーテンを開けてみた。 驚いたことに窓の外に女性が1人立っていた。 網戸に手をかけてカタカタ揺らしていた。 女性が誰かはすぐわかった。 十数年前付き合…

<最怖>頭が異様ににでかいおじさん

俺が小5か6だったころの話。 当時の俺は体が本当に弱くて学校もしょちゅう休んでたんだ。 平日なのに家にいる時間が多く、友達も多くなかった。 ある日、いつものように高熱出して自分の部屋で寝込んでると居間から物音がするんだ。 母さんは買い物に出掛…

<最怖>オツキサン

俺の地元には大小の山の中に、ひときわ小さな山がある。 本当に小さな山だ。 でもなぜか、大人と一緒であろうと、子供はこの山に登ってはいけないということを聞かされていた。 理由を親や先生に聞いても教えてくれないし、他にも色んな山があるのに、その山…

<最怖>対話

東京で一人暮らししてた時、仕事終わり寝て繰り返し休日引きこもり的な時期があった。 寂しいから、いってきますただいまって誰もいない俺の部屋にたいして言ってたんだけどそんなこと繰り返してたある日、 (いってきます) (いっ…てらっ…しゃい) 聞こえ…

<最怖>コンビニの客

コンビニで夜勤のアルバイトをしていたときの話 入って3ヶ月くらいのある晩 同じ夜勤の人間でその日は深夜1時に上がる予定だった先輩が 「今日は明け方まで残ってもいいかな?」 と私に訊いてきた ウチの店は深夜1時までは二人制、1時から翌朝6時までは…

<最怖>錆びた5円玉

バイト先での話です。 レジをやってたんですけど、その中に錆びた五円玉があったんですよ。 それをうっかりお客さんに渡しそうになって、申し訳ありませんって取り替えたんです。 そしたら、次のお客さんにも偶然なのか、またその五円玉がお釣りに混ざってき…

<最怖>ダル

小学校の頃、家族で山に行った時の話。 俺はふとしたことで山道から外れ、迷子になってしまった。 山道に出ようとしたけれど、行けども行けども同じような風景が続く。 そのうち足が動かなくなり、眩暈を感じた。 俺はその場に崩れ落ち、ずるずると倒れ込ん…

<最怖>質問の内容

高校時代、電車で下校中に腹痛をおぼえ、途中下車した駅のトイレにはいった。 非常に汚いトイレだった。 用を足していると隣の個室から名前は?と男の声が聞こえた。 トイレには俺以外誰もいなかったはずだが。 声はそのまま住所は?電話番号は?趣味は?と…

<最怖>助けを求める男

大学時代最後の夏休みに体験した出来事です。 女友達と二人である離島に旅行に行き、島内を適当に散策していた。 突然、どこから出てきたのか気づかなかったが、目の前に男が現れ、俺達に助けを求めた。 連れが怪我をしている、助けてくれと俺達に訴えた。 …

<最怖>出る仮眠室

大学生の頃、とある複合施設で警備員のバイトをやった。 守秘義務があるので名称は書けないが、そこで夜間働く者はほぼ全員「出る」ことを知っていた。 「出る」場所は警備員の仮眠室。 当時のシフトでは深夜三人勤務で10時から1時、1時から4時、4時から7時…

<最怖>多弁な男

フリーのカメラマンやってる親戚が話してくれた出来事です。 もう随分前、子供向けの怪談本の仕事で、心霊スポットの写真を撮るため関東近郊の廃墟を巡ったとか。 編集部の人間と二人で、かなり密なスケジュールの仕事だったため、ひとつひとつはいちいち覚…

<最怖> 心霊スポットと異界の境界線

未だに信じられない話。 冬の話だ。 曖昧なのは、実はどこまで現実だったのかオレもわからない所があるんだ。 まぁ大学が終わった後… もう、夜に近い時間、ブックオフなんぞで立ち読みをしていたオレに電話が来た。 埼玉の方の大学に行った友達…仮にKとして…

<最怖>薄い人

俺が愛知県の某教習所に通っていたときのこと。 俺は在学中に車の免許を取り損ねたせいで、その日も平日の仕事終わりに学科を受講していた。 先生の話をなんとなく聞きながら、机に向かって教本を読んでいたんだがふとまわりの雰囲気が変わった、というか密…

<最怖>黒い玉

小学校中学年頃の話 小学生時代の俺の特徴と言えば”割と元気な小僧で一年中半そで短パンスタイル”ってくらいで生まれてこの方意味不明な事言う電波ちゃんでも見えないものが見える霊感少年でもなかった。 夏休みが終わり秋真っただ中のこと。 その日もいつも…

<最怖>アウトドア

20年ほど前の話なんだ。 あの頃俺は、アウトドアが大好きだった。 バブルの余韻で激増した、にわか好きじゃない、本物志向だ、 今思えば恥ずかしい思考だが、俺はいささか意地になって、ホンモノのアウトドアの達人を目指していた。 さて、ホンモノとなるた…

<最怖>風鈴

風鈴集めが趣味の友人がいた。 大学を留年するほどバイトをしながら金を稼いで、食うものも食わずに風鈴を買い集めては嬉々としてコレクションを私に披露していた。 やれこれは珍しいトルコで作られた風鈴だ、とかこれはスルメイカで出来た風鈴だとか、風鈴…

<最怖>卒業旅行

20年以上前の話。 香川に男3女5で卒業旅行へ その夜旅館から一時間程行った所に水子供養の心霊スポットがあると聞き皆で行く事に。 車2台で山の麓に到着。 山の上にその寺があると言うので、歩いて登る事に。 すると、山からおばあさんが降りて来て、声かけ…

<最怖>自分を見た

高校生の頃の話です。 よく似た話があったかもしれないけど。今では何てことはないけど、当時はいつか死ぬかも、と悩みました。 当時住んでた家は戸建てでオレの部屋は2階。 階段昇った左右にドアがあって、昇りきった右側の6畳部屋。 部屋のレイアウトは、…

<最怖>天窓

昔、家を改装した時に私の部屋に両親が天窓をつけてくれまして、天窓といっても壁についている普通の窓が天井についているようなものです。 部屋に壁についている窓1つでは日当たりが悪いかもという両親の配慮でとてもありがたいことなんですが、その窓に関…

<最怖>合唱

昨年定年退職したうちの祖父が聞かせてくれた話。 祖父は若いころ近畿地方のある小学校で教師をしていた。 その学校に赴任して初めての夏休みのこと。 音楽が趣味の祖父は時々早朝に音楽室を借り、オルガンを弾いていた。 その日も朝早くからオルガンを楽し…

<最怖>バスケット

霊感のある俺を心霊スポットに散々連れまわした友達の話 大学時代、バイト代を貯めては、地方の廃墟に遠征したり、野宿したりしてた。 元々興味こそあれ、仕切るのはほとんどがその友達。 面倒だったり、金の都合がつかない時は断ってたんだが、2回生の秋ご…

<最怖>アドバイス

数年前にあったことなのだが、締め切りが間に合わず、家に帰らないで会社で二徹した日の昼休みのことです。 近くのハンバーガー屋で昼食をとっていたら、隣の席に座っていたパンツスーツの女に、 あの、すみません。信じてくれるかどうかわかりませんが、今…

<最怖>偶然撮れた動画

ある日の夜、普段なら出不精の私が新しく買ったスマートフォンに付いていた万歩計機能を使いたいというのもあって、散歩に出かけることにしました。 散歩とは言っても、本当に家から5km圏内をダラダラと歩くだけ。 私の住んでいるところは住宅地だったため、…

<最怖>寝そべる人

小学生の時の自分の話をひとつ 当時、犬を飼ってた俺は日課の散歩に出かけた。 見たいテレビをみてから出かけるのが常だったのでその日も陽が暮れて、辺りはすっかり暗くなってたと思う。 当時の家は郊外にあったので雑木林や竹林も多く慣れない人にはそうと…

<最怖>夢の中で

高校2年位の夏休みだったと思う。 俺は彼女の家で映画を見てた。 本当は動物園行く約束だったんだけど、外がめっちゃ暑くて俺が我儘言って取りやめた。 彼女の家の近くのレンタルビデオ屋で恋愛物のビデオ借りてソファーに寝っ転がりながら見てた。 クーラ…

<最怖>道を聞く女

「道を教えて下さい」 夕方の路地でそう話し掛けてきたのは背の高い女だった。 足が異様に細くバランスが取れないのかぷるぷると震えている。 同じように手も木の枝のように細く、真っ赤なハンドバッグをぶら下げている。 はあはぁと何度もため息なのか呼吸…