<最怖>この世で最も怖い話まとめ

この世で最も怖い話をまとめています。毎日19時20時21時に1話づつ投稿。あなたを恐怖のどん底に落し入れます。朗読もはじめましたのでそちらもどうぞ。

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2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

<最怖>恨み

ずいぶん昔の他所のクラスの話。 いじめられている女の子がいた。 ブスじゃないけど、ちょっと変わった子で、少し不潔気味だったからか気が付いたらクラスの男子からいじめられていたらしい。 そのうちいじめは他学年まで広まり、彼女は上の学年の女子からい…

<最怖>ネコ先生

地元の宴会で兄とその先輩から聞いた話 決して真面目ではなかった兄が高校生のころ、たまり場にしていた廃病院があった。 心霊スポットとして地元では有名だったが、兄達の何代か前の先輩らがたまり場に使い初めてからは、冷やかしの肝試し連中は寄り付かな…

<最怖>小さな神社と祠(長編)

ホラー好きの友人と3人で遊んでいるときに、心霊スポットに行こうという話になった。 ネットを使って調べていると、行けば絶対に幽霊が出ると噂のトンネルを見つけた。 中で複数人の叫び声のようなものを聞いたとか、ボロボロの和服を着た男女複数が見えた…

<最怖>上司の昔話

会社の上司の昔話で、十五年くらい前のことだという。 当時まだ駆け出しだった上司が、某県某町に新設の事務所に配属された。 工場併設のその事務所は市街地を遠く離れた山の中にぽつんとあって、夜には車通りも無い淋しい場所だった。 事務所の前から県道を…

<最怖>リアルタイム心霊映像

父親の墓参りをした時にスレ違ったんだ。 墓を掃除する為にブラシとバケツを持って歩いてた時に一瞬顔がよく見えない男が目の前を通り過ぎてビビったんだけど、それは単なる思い違いで実際はちゃんと顔があったんだわ。 しかもその人は従兄弟だった。 彼にと…

<最怖>ソレ

この体験は組み手主体の方で体験したことです。 武道にかかわらずスポーツの世界ではプレイ中に気分がhighになることが良くありますが一瞬気を抜いたら突きや蹴りが迫ってくるという武道独特の極度の緊張下ではよく良くわからないことが起きます。 ハッっと…

<最怖>身内の死

私、元々霊感持ちだったみたいなんですが、まずたまに寝ようとすると知らないおじさんの顔だけと目があったりする。 ある日、身内が急に倒れた。 そしたら亡くなったおじいさんが隣にいて、 「〇〇日にあの人を連れていく」 って言うわけ。 元気だったのに本…

<最怖>光

学生時代の体験。 深夜、暗い田舎道を車で走っていると、急にエンジンが停まってしまった。 俺はあまり車に詳しくないので、JAFを呼び車内で待っていた。 しばらくすると、正面の道から強烈な光が近寄ってきた もう来てくれたのか、早いなあと思ったがよく見…

<最怖>笑う黒い塊

広島から都内の会社の内定式に参加した私はそのまま会社近くのビジネスホテルに一泊する事にした。 そのホテルは1・2階が証券会社。 3・4階が客室。 5階がフロントで、そこから上がまた客室という変わったつくりのホテルだった。 チェックインを済ませた…

<最怖>立ち会わない

修理屋のおっさんが話そう。 二十代の頃、仕事で某デパ地下の惣菜コーナーの厨房機器の修理に行った時の話。 その地域唯一のデパートな為、常に多忙を極め、食品売場でトラブルが発生すると、管理会社から嵐のようにコールがかかっていた。 至急!至急!至急…

<最怖>着物を着た女性

こないだじいちゃんの法事で思い出したから書く 中学生1年の時、じいちゃんが死んだ 76歳だったかな? とくに痴呆でも寝たきりでもなく、ギリギリまで元気なじいちゃんだった うちの地元は盆地状に広がる小さな田舎町で、じいちゃんちは山を少し登ったとこに…

<最怖>セレモニーホール

若い頃体験した話です。 葬儀屋で仕事をしていた時、今思えばあの夏の夕方見たのが先にも後にも一度だけだった。 最初にいっておくが葬儀会社といってもいろいろ部署がある。 普通イメージするのは葬儀の司会とかだと思うが、俺は生花部という地味でいわゆる…

<最怖>一人歩きした怪談

職場の近所の交差点で交通事故があった。 青信号で女の子が渡っていた途中、信号無視したバイクが80kmものスピードでその子に突っ込んで女の子は重体。 加害者はバイクを捨てて逃げたっていう悲惨で酷い事故だ。 その先はよく知らないがガードレールの脇に供…

<最怖>首吊り屋敷

俺の地元の商店街にあった元電気屋だった空き家は通称首吊り屋敷と呼ばれていた。 借金苦から、一家三人首吊り自殺したという曰く付きの場所だったが、特になにか怪しい噂があるわけではなかった。 夏祭りの夜、ちょうど首吊り屋敷の前で神輿を待っていた。 …

<最怖>聞こえてくるピアノの音

自分の学生時代の話です。 当時の自分はバレーボール部に所属していて、夏休みの中盤に差し掛かったころ、学校の宿泊施設で合宿が行われました。 夜練が終わり、11:00頃のことです。 1年生だった自分は他の1年生部員と洗濯をしていました。 無事以上も無く…

<最怖>職質

学生時代の夏休み、一人で車で帰省中のこと。 真夜中に栃木県の国道を走っていたとき、路肩に立つ警官が赤く光る警棒をかざしているのが見えた。 職質か?と思い車を停めた。 警官はこんな時間になにしてんの、とか酒飲んでないよね、とか聞いてきた。 時間に…

<最怖>記憶違い

まだ俺が小学生2年生ぐらいに、実家の近くにパークテラス(集合マンションの敷地内に公園があるやつ)があったんだ。 1号練と2号練の間に簡単な遊具があって、毎日そこで兄貴とそのマンションに住んでる友達とで遊んでた。 その時代はドラゴンボールの全盛…

<最怖>アヤコさん

廃校の話。 肝試しで有名な廃校があったんだ。 詳しい場所は言えないけど。 そこに入った人は、帰ってくると、指やら腕やらに切り傷を作って帰ってくる。 ひどい人は指を切り落として帰ってくることもあった。 そこは解体しようとしても大工が誤って指を落と…

<最怖>仲良しグループ

子供の頃に体験した怖いというより不思議な話なんだが。 俺は子供の頃小さな村に住んでて、どこにでもあるような小学校に通って、常に五人組のグループを作って遊んでたんだ。 毎日すげー楽しくて、たまに夜の11時とかに帰ってきたりして滅茶苦茶怒られたり…

<最怖>探検ごっこ

ガキのころ、俺達の間では探検ごっこが流行っており、林や廃墟、使用されていない用水路など、近所の様々な場所を探索していた。 慣れてくると子供ながらに凝り始め、虫や蛇対策に極力肌を露出しない服装やほこり対策にマスクの着用、メンバーがはぐれた場合…

<最怖>悪い何か

何年か前の夏の夜のこと。 どうにも暑くて寝苦しくなった俺は目を覚ますと、目の前に人の脚が見えた。 首だけ動かして上を見たら、脚の主は親戚の叔父さんだった。 叔父さんは何ヶ月か前から癌で入院していて、夜中にこんなところへ一人で来るはずがなかった…

<最怖>テンポポ様(長編)

俺の地元には奇妙な風習がある。 その行事の行われる山は標高こそ200m程度と低い物であるが、一本の腐った締め縄のようなものでお山をぐるりと囲んでおり、女は勿論、例え男であっても普段からその山に立ち入ることは許されていなかった。 それでも、時々調…

<最怖>一本の木

自分には霊感は全くないと思うけど、唯一体験した話があるのでその話をします。 かれこれ10年ぐらい前、京○多摩川駅のそばのアパートに住んでいたんだ。 友達が元々住んでいて、入れ替わりで入るという条件で大家と交渉して敷金、礼金なしで入居できた。 荷…

<最怖>同じ人

週1でとある病院に当直バイトに行っている。 大抵俺が泊まる部屋は決まっているのだが、ある日混んでるという理由で古めかしい棟の一室に割り当てられた。 建物との見た目とは裏腹に、部屋は意外にも小綺麗だった。 その日は忙しく、荷物を置くとほぼ同時に…

<最怖>小さな命の犠牲

医大の動物実験棟で研究をしている 夜0時も少し回ったころ、教授に命じられた仕事をしに研究室に戻った 誰もいない部屋で独りパソコンに向かっていると、突然休憩室のテレビからバラエティー番組の音声が聞こえた と思ったら音はすぐに切り替わり、犬や猿な…

<最怖>混雑

俺が小学生の頃、近所に百年近く続く小さな銭湯があった。 まあ老舗とはいえ時代の流れか、客入りはそれほど良くなかった。 俺の爺さんはたいそうお気に入りで、その銭湯に通うのが楽しみの一つだった。 何の前触れもなくポックリと死んだが、その前日も通っ…

<最怖>社長の指示

2年前、母は地元の葬式場に勤めていました。 小さな会社だったので、社長が指示をだして母のようなパートのおばさんたちが動くってかんじだったそうです。 いつもの通り式のセッティングを行っていたときのこと。 母が会場のイスを整えていると、 ピリリリリ…

<最怖>怯える黒人

彼女と家にいたら、突然うちのドアを激しく叩かれる音が聞こえた どうせ同じアパートに住む友人のいつものイタズラだろう、とろくに確認せずにドアを開けると、タンクトップのがたいのいい黒人がいた 手にナイフを持っていた 一瞬、ヤバいやつだ、と思ったが…

<最怖>ただいま

親戚のおばさん 夕方茶の間でテレビを見ていると、玄関先から「ただいまー」と聞こえた。 高校生の娘の声だった。 いつもなら何も言わず鍵を開け、そのまま2階の自室に行くのに、今日は機嫌がいいのかな?なんて思った。 しかし、声は玄関先から動かず、 「…

<最怖>鍾乳洞(長編)

少し昔……と言っても15年以上前の話になる。 俺の地元には小さな鍾乳洞がある。 田んぼと山しかないド田舎だったので、町としても鍾乳洞を利用して観光ビジネスを興そうとしたらしいのだが、町の資金繰りが悪化したとかで、開発半ばにして放置されてしまっ…