<最怖>この世で最も怖い話まとめ

この世で最も怖い話をまとめています。毎日19時20時21時に1話づつ投稿。あなたを恐怖のどん底に落し入れます。朗読もはじめましたのでそちらもどうぞ。

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2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

<最怖>祖父母が使用していた部屋

これはもう約15年ぐらい前の話です。 私が二十になる前のゴールデンウィークに実家に帰省していました。 私が寝る部屋は、亡くなった祖父母の使用していた部屋でした。 家自体古く、その部屋は純和風な作りで掛け軸や置物、日本人形等置いてありました。 …

<最怖>呼ばれる

うちがまだ高校生の時の話だ。 多分夏だったと思う。 お風呂から上がったうちはササッと寝巻きに着替え、台所に行って冷蔵庫を漁ってた。 アイスとかあったかな、と思いながら引き出しになってる冷凍庫を開けた時、名前を呼ばれた。 廊下に続くドアを挟んで…

<最怖>首刈り地蔵

小学生の頃、両親が離婚し俺は母親に引き取られ母の実家へ引っ越すことになった。 母の実家は東北地方のある町でかなり寂れている。 家もまばらで町にお店は小さいスーパーが一軒、コンビニもどきが一軒あるだけ。 その町の小学校へ通うことになったが全学年…

<最怖>拾った財布

当時の俺は、以前から病気持ちだった妻に転移がみつかり度重なる「入院→手術」で気持ち的にも金銭的にも余裕がなく家庭事情に理解のあった上司も移動になってしまい本当に追い詰められていた 今にしてみたら病んでいただけなのかもしれない 半年間で俺におき…

<最怖>山奥のラーメン屋

2年前、北陸のある山中 深夜彼女とドライブ中、山道で道に迷った ナビはうまく位置を拾ってくれないし、どうにもならず困っていると、パッと明かりが見えた ラーメン屋だった こんな山奥に? しかももう真夜中だぞ? なにか違和感を感じたが、彼女が道を聞い…

<最怖>治験

20年以上前の話。 当時フリーターだった俺は治験のバイトをすることになった。 たしか1ヶ月弱で40万以上だったと思う。 参加者は10人。 検査は都内で行われたんだけど治験は他県で行われる。 新幹線で2時間、駅についてから車で1時間半。 かなり閑散としてい…

<最怖>止まらない悪意

心霊なのかちょっと微妙な話書いてく 別れてから連絡なんて取り合ってもいない元彼(以下Aとする)から、携帯に電話がかかってきた 何の用かと思ったが、きちんと貸し借り(お金じゃなくてCDとかね)や気持ちのけじめもつけてキッチリ別れたから用なんて…

<最怖>おっさんとの関係

お前らにも降りかかるかもしれない怖い話 高校時代、バイトが終わって家に帰ると知らないおっさんが親父と飲んでた。 俺「こんばんわ~」 おっさん「おー!若い頃の○○ちゃんに似てるね~」 くらいの挨拶だけして自分の部屋で過ごしてたんだけど、まぁ…気にな…

<最怖>魔のカーブ

俺的には洒落にならなかった話 学生時代、かなり有名な山と、峠の側に住んでたんだが、ご多分に漏れず、その峠には 「魔のカーブ(笑)」 というのがあって、俺がいた4年間の間にも数人が犠牲になっていた。 当時、バイクが好きで、その上山登りも好きだっ…

<最怖>襲う河童

小学生のとき、理科の先生が夜更けの帰り道でかっぱのような生き物に襲われたらしい。 用水路沿いを歩いてたら突然背後から襲われ、組伏せられたあと、片手をつかまれ、すごい力で引きずられたとか。 先生は無我夢中で、胸ポケットにあったボールペンを生物…

<最怖>石鬼

お堂のなかにある石鬼の話。 自分の町はかなりの田舎で、田んぼが多くて何も娯楽施設がないところだが鬼の姿、形をした石だけが異彩を放っていたというか雑木林のなかにうっすらとたたずむ神社のお堂の中にその石はあった。 東大寺の金剛力士像におとらない…

<最怖>団地での新聞配達(長編)

高校の時に新聞配達をしてた その時とっても怖い思いをした話 配達してたのは、俺が住んでいた団地8棟。 朝五時前に起きて、俺が住んでる団地の1階の階段横に行くと新聞が置かれてあって、それを自転車に積んで、1棟1棟配り回るんだ。 だから直接、新聞屋に…

<最怖>夢囲い

どうしてこんな人生になったんだろうか? 部屋に散乱するゴミ、虚ろな精神、長年引きこもっている自分。 常に現実にはない妄想を描き空っぽな心を満たしていく。 もし、希望に溢れていた未知数の少年時代に戻れたら… 俺は記憶の片隅から【夢囲い】の話を思い…

<最怖>チャンネル

ちょっとだけ自分語り。 僕は霊感があるか?と聞かれたら、「なにそれww」と笑い飛ばすけど、実は若干の自覚症状を持ちつつ、本当にそうだったら怖いので、なかったことにしようとするタイプ。 でも、言い訳のできない体験が3回だけある。 1回目はクルマのバ…

<最怖>ライターを借りる女

今は、京王線禁煙になってるじゃないですか。 まだ禁煙になってなかった頃の話なんですけれど、府中駅の近くに当時働いていて、残業やらなんやらで終電に乗る事になったんですよ。 喫煙場所でタバコを吸おうとライターを取り出したら、25歳ぐらいの女の人が…

<最怖>徘徊するモノ

知り合いが仕事の関係で、一ヶ月ほど小田急線沿いの某町に引越しすることになった。 土曜日、友人二人と俺、合わせて三人でそいつの引越しを手伝うことになった。 滞在期間も短く小規模な引越しだったので、当日の昼過ぎには荷物を運ぶ作業が終わり、雑然と…

<最怖>骨董

うちの父親は三年前に肺がんで亡くなったんだが、生前は骨董集めを趣味としていた。 といってもうちにそんなに金があるはずもなく、骨董市などで買った安い小物ばかりで値の張る皿物や掛け軸なんかはなかった。 父がもういけないというとき、病院のベッドで…

<最怖>由来のない禁足地

よくある話だが俺の地元には絶対に入ってはいけないという場所がある。 そこは森を抜ける県道の近くにあって、県道からは見えないけど道からそれて森に入れば5分もしないでたどり着ける、 入ろうと思えば簡単に入れるけど入る気がなければまず入らないような…

<最怖>ギガデーモン

20年前、北関東の小さな町 オレらは小学校の裏山でよく遊んでたんだが、奥の森は広くて危ないから入るなと言われていた 土曜日の午後、友人四人で探検ごっことして森に入った リュックに荷物詰めて、ワクワクしながら散策してた ある程度奥に進んだところ…

<最怖>ヒステリック

これは友人から聞いた話 俺は大学生で、ひとり暮らしをしているのだが、同じアパートの一階に友人が住んでいるんだ。 俺は三階に住んでる。 ある日、同じ学部の友人達と飲み会をしたんだが、夜中の二時くらいになるとさすがに話すネタもなくなり白けた空気が…

<最怖>キャッシャ

俺の実家の小さな村では、女が死んだとき、お葬式の晩は村の男を10人集め、酒盛りをしながらろうそくや線香を絶やさず燃やし続けるという風習がある。 ろうそくには決まった形があり、仏像を崩した?ような形をその年の番に抜擢された男のうち最も若い者が彫…

<最怖>3つの赤い光

うちの一帯は、30年くらい前までは山しかなかったようなところを切り崩して作ったいわゆるニュータウン。 自然といえば家のすぐそばにあるでっかい公園くらい。 俺は昔買ったエアガンを撃ってみたくて、夜1人でその公園によく撃ちにいっていた。(ある意…

<最怖>願望を実現させる

馴染みのバーに入るとカウンターが満席でボックス席の老紳士と相席することになった。 老紳士は仕立てのいいスーツを着てサングラスをかけステッキを持っている。 他愛のない会話をしていると老紳士がこう言ってきた。 老「私は昔、超能力を持っていたんだ。…

<最怖>嫌なタクシー

以前勤めてた会社で九州に出張行ったときのことなんだけど、泊まってたホテルの近くの繁華街に、夕食を兼ねて一人で飲みに出かけたんよ。 で、その帰り。 ほどほどに酔っ払ったから、ホテルに帰ろうとタクシー拾って、2~3分乗ったところでおかしなことに…

<最怖>草履

中学時代に部活の顧問から聞いた話 先生が大学時代に、友人とW県のとある村にキャンプをしに行った。 河川敷にテントを張って日が落ちるまでの間、テントの中で準備をしていたそうだ。 日没後、先生は友人と話をしていると、外で何かを引きずっているような…

<最怖>言葉の力

俺がまだ小学生の頃、4家族(20人程)で河原へキャンプをしにいった 真夏とは言え河原遊びしてれば涼しくなり、バーベキューやら何やらして楽しく過ごしすっかり暗くなった。 夏の夜と言えば恒例の怪談が始まり、大人も子供も混じって笑ったり怖がったり、小学…

<最怖>おじさん達

小学生の頃、子ども会の集まりで区長の家へよく行っていた。 区長の家の敷地はかなり広く、離れが2つもあってそのうちの一つが気になってた。 それは敷地の一番奥の塀沿いに建てられていて、外観からして二階建てなんだろうけど窓がなく異様に無機質な建物で…

<最怖>一悶着

地下鉄で変な人に遭遇したときの話。 停車駅に近づいた時、地下鉄の車内で女がいきなりパッと携帯電話を投げた。 カシャーンと音がして、液晶面がバリバリに割れた。 「コイツ、何で自分で携帯電話を投げてるんだ?」 「オカシイ人?」 皆ザワザワしていた。…

<最怖>喪服の女(長編)

高校生の頃、俺達のクラスに短期交換留学生が2人やってきた。 そいつらとの出来事を書こうと思う。 そいつらが来てから暫らくして、クラスの女子たちが留学生2人の事を軽く無視し始めた。 その時は原因は良く解らなかったが、俺たちはとくに深く考えず、差別…

<最怖>アカエ様

俺が小学校低学年の頃の話、つってももう30年以上前になるけどな。 東北のA県にある海沿いの町で育った俺らにとって、当然海岸近くは絶好の遊び場だった。 海辺の生き物を探して無意味にいじくってみたり、釣り人に餌を売りつけて小遣いもらったりとまあ、…