<最怖>白いの
お盆の時期。
台所で160㎝くらいの白いのと遭遇した話。
お盆の時期の午前二時過ぎ。
台所とはガラス張りの扉で区切られている居間で、
NHKアニメの「メジャー」の一挙再放送を観てた。
何気なく台所の方に目を向けると、
160㎝の白いバスタオルが若干浮きながらくねくねしてた。
「昆布が海の中で出汁が出ないのなんでだろ~」
の時のテツに
白いジャージを着せたのを想像してもらえれば。
その白いのをじっと見てたら、
白いのがピタッと止まって
「やべ!見つかっちゃった!!」
って感じで
脱衣場の方に鬼太郎の一反もめんみたいに
ふわふわしながらにげていった。
俺はお盆だから
こういうこともあるだろうと思って放っておいた。
その時はそれで終わりだったんだけど、
それ以来おかしなことが起こるようになった。
本当にあった~系や心霊写真系のテレビを観てると、
たまに突然テレビが消える。
何をしても映らなくなるけど、
しばらくしたら復活する。
本当にあった~系のDVDを再生しようとすると
DVDにもプレイヤー本体にも異常がないのに、
再生されないチャプターがあったりする。
そのチャプターだけ飛ばせば他の部分は観れる。
まれに、予知的な能力が働く。
例えば、コンビニに入るときに
駐車場に停まっている自動車を見てたら
「この自動車事故るな」
って何と無く思って
コンビニからの帰り道でその自動車が事故ってたり
ってのが何回もある。
友人と食事に行こうとしたら、
何故か車のエンジンがかからず俺は欠席。
そしたらその店で食中毒騒ぎが起きて
友人数人が病院に。
次の日には車は正常に動いていた。
一応カーショップで点検して貰ったけど異常はなし。
テレビを消して画面が暗くなった時や、
PSPや携帯電話の画面が暗くなった時に、
たまに自分の後ろに立ってる白いのが映り込んだりする。
自分としては、
ご先祖様か何かの霊がセコムしてくれてるんだと
ポジティブに考えている。
怖い話とはちょっと違ったかもしれないけど、
テレビ消した時に白いのが背後にいると未だに怖い。
また次の話でお会いしましょう。