<最怖>この世で最も怖い話まとめ

この世で最も怖い話をまとめています。毎日19時20時21時に1話づつ投稿。あなたを恐怖のどん底に落し入れます。朗読もはじめましたのでそちらもどうぞ。

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2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

<最怖>仔猫

その夜、俺は拾ったばかりの仔猫を病院へ連れて行っていた。 アメリカンショートヘアの胴体部分の模様をかき混ぜてしまったような、白地に黒い毛の混じった銀色っぽい毛並みの猫だ。 ストレスで体調を崩したらしく、点滴を打っただけで帰ることができた。 疲…

<最怖>チャリ紛失

先行上映の前券買いに、近所の映画館へ行った。 たった5分目を放していた隙に、チャリ紛失。 あちこち探し回ったが見つからない。 「やられた!」 と思ってその足で交番へ届けてきた。 チャリ泥棒にやられたのは、大学入学以来これで2度目。 前のは盗まれた…

<最怖>階段の上の少女

6年ぐらい前の夏の日の話だ。 俺は会社の同僚達と飲みにいって、帰路についたのはもうAM1:00過ぎだった。 俺の住んでいたマンションは会社からも、皆で飲んでいた飲み屋からも近く皆がタクシーを拾って帰っていくのを見送ってから、一人で歩いて帰る…

<最怖>見守ってくれた人

修士に進学した4月、こんな俺にもはじめての彼女ができた。 相手は講座に配属になったばかりの4年生。 女子学生が少ない学科だったが、その中でも特に女子の少ない、というよりも過去にはほとんど女性のいなかったその講座に入ってきた彼女は、当初その存…

<最怖>事故後の出来事

会社の部下の話なので書くのをためらいましたが、あまりにも不可解なことなのでここに書くことにします。 自分は工場で働いてるのですが、先日その工場で大きな事故があり、部下が巻き込まれました。 詳しくは書けませんが、右腕の肩から先が切断され、右足…

<最怖>廃墟の住宅

学校の帰り道、気が向いたので少し回り道をして裏山を通ってみる事にした。 ねこじゃらしで遊んだり、花を摘んだりしながら歩いていくと、幾つかの建物が見えてきた。(それは廃墟になった住宅地で、そこ自体には何度か行ったことがあった) ついでにここで…

<最怖>盗んだ傘

心霊話じゃないけど・・・ ある大学でずっと前に起きた話。 A君は大学の野球部のレギュラー投手でした。 体格は良く、身長は180cmを超える大柄な青年です。 テストの時期が迫ったある日、A君は大学の図書館で勉強していました。 静かな図書館で勉強がはかどっ…

<最怖>橋の上の男

北海道の某市にて。学生の頃だった。 よく行ってた銭湯が、自転車で5分くらいのところにあった。 その夜もジャージ着てサンダル履きで、フロ道具持って、自転車に乗った。 目的地の銭湯は、道路を真っ直ぐ何百メートルか行って、橋を渡って、また百メートル…

<最怖>忘れることが出来ない顔

かれこれ15年は経とうかと言うのに、いまだ忘れる事が出来ない顔がある。 私は中学の時、押し入れで寝ていた。 中は当然広くも無く、体育座りをしてようやく体が入る程度の高さしかなかったが小さい机と電気スタンド、漫画本や玩具を並べ、狭いながらもお…

<最怖>バイク乗りの話

バイク乗りの友人の話 その友人を仮にA(男)としよう。 Aはどっちかというとリーダー的存在だった。 みんなを引っ張っていくというより飄々とした感じの性格で、自然とまわりに人が集まるような感じの奴だった。 そんなAのバイク仲間の一人に、Bという…

<最怖>配達先で

私は宅急便の配達員なのですが、2年前の夏に体験した出来事をお話ししたいと思います。 2年前、私はある島の配達を担当していました。 本島からフェリーで半時間程の島で、そう頻繁に戻る便が出ているわけではありませんから、次のフェリーの時間までに配達…

<最怖>バンガローのトイレ

友達と8人で、多摩川上流(東京都)に遊びに行った時のことなんだけど。 そこは東京都言っても、もう山梨県に近い奥多摩町というところで、信じられないくらい綺麗な川と山々に囲まれたトコなのね。 俺達は以前から予約を入れてあったバンガローに泊まりに…

<最怖>声をかけた女

仕事の帰り、同僚たちと飲みに行ったんです。 同僚たちは終電がなくならないうちに帰ったんですが、翌日が休みという事もあり、僕はもうちょっと飲みたい気分だったんで別の店でもう少し飲んで、始発で帰ればいいや・・・と考えてました。 飲み屋を探して繁…

<最怖>侵入男

友人の家に泊まりに行った時。 翌日私は休みで、その友人は仕事なので、その友人宅で私は夕方まで寝ていた。 その友人の部屋は1階でサッシを隔てて外は小さな庭?みたいになっていた。 ガタガタという物音と振動で目が覚め、とっさに『地震か!?』と思って…

<最怖>ある日の夕方

ある日の夕方・・・。 砂浜を散歩していたんだ。 太陽が沈むのには間があって、周りの風景は全て茜色に染まっている。 恐いくらい鮮やかな色だった。 そんな中、ゆっくりした足どりで歩くのはいい気分だった。 俺はこんな素晴らしい夕景に満足していたんだけ…

<最怖>ベンチの二人

高校1年の夏。 その頃俺は体力作りのため、部活の友達と二人で夜ランニングをしていた。 まあそれは表向きの理由で、実際には適当に汗を流したらそこらの公園で休んで、あとはその年頃にありがちな恋愛とか成績とか将来の話をするのが常だった。 その日の休…

<最怖>抽象画

大学時代半年ほど付き合った彼女がいた。 1コ上で美術コースにいた人だった。 バイトが同じで知り合ったのだが、一見するとごく普通の女子大生。 しかしなんどか描いている絵を見せてもらったことがあるが、前衛的というのか、絵は詳しくないのでよくわから…

<最怖>妖怪千本ノック

私の行ってた小学校には妖怪千本ノックが居ました。 夜の12時にグラウンドに行くと妖怪千本ノックが居る。 そして物凄い勢いで千本ノックをしてくる。 千本終わるまで絶対に帰ることが出来ない。 千本終わったら何か一言言われて帰されるという妖怪だった。 …

<最怖>後悔の念

オレは過去に二度、女の子を中絶させたことがある。 一度目は完全に避妊ミス。 17の若かかりしころ。 二度目は、23の時。 2年程付き合った彼女なんだけど、オレは結婚を意識してた。 子供できてもいいや、とか思って、結婚の約束をした訳でもないのに、思い…