<最怖>この世で最も怖い話まとめ

この世で最も怖い話をまとめています。毎日19時20時21時に1話づつ投稿。あなたを恐怖のどん底に落し入れます。朗読もはじめましたのでそちらもどうぞ。

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<最怖>初めての友達

私の家は代々霊感強くてさ、
知り合いっていうか、
親戚にも霊媒師が数人いるんだよ。

この話は、
私の母から聞いた話なんだ。

霊感が強い一族っていうか、
私も母も結構あるんだ。

私の地域は田舎
(コンビニ行くのに5つ地域を通る)
なんだよ。

そうすると、
やっぱり子供の数も少ないんだ。

私は昔、
母には見えない子供と遊んでたらしい。

母も霊感強いし

「あ~この子には今、見えているんだな~」

って感じで放置だったらしい

別に、
母もよく見てるし、
娘に友達ができた~ってカンジで。

ある日母が、

「その子は何処に住んでるの?
なんでそこにすんでるの?」

って聞いたんだ。

そしたら、私は・・・

「隣の地域の山にすんでるよ?
お母さんに殺されたんだって」

って言ったんだって。

流石に母も危機感覚えて、
隣の地域にすんでる知り合いに聞いてみたらしい。

そしたら、
結構前にその地域の山の中で、
母と子供が心中したらしい

その母親に殺された女の子のことじゃないかってことになって、
母も、

「あーそうなんだ」

って感じで見守ってくれた

私と幽霊ちゃんが車で話をしていると、
不思議なことに幽霊が見えないだって。

理由は分からないけど。

それからずっと
その幽霊ちゃんとは遊んでた。

霊媒師のおばちゃんに見てもらったんだけど

「幽霊ちゃんは、
ただ友達と遊びたいだけだけだから、
○○(私)ちゃんが良かったら、
一緒にあそんであげて?」

って言われた。

その子と話も合ったし、
楽しかったから

「いいよ!」

ってカンジで
ずっと遊んでた。

保育園の先生にも事情を話して
(園長先生が霊感あるらしく
普通にokだった)
無理にそのことには触れず、
無理に外に遊びに行かせないなど
配慮してくれてた。

人間の子とはあんまり仲よく出来なかったけど、
毎日楽しい日々を送ってた。

保育園卒業して少し経ってから、
その子がいなくなってしまった。

霊媒師のおばちゃんも

「時がたってその子も成仏したんだよ」

って言われた。

でも、子供の時だったし、
突然の別れで
ずっと泣いてた。

ある日、
夢にその子が出てきて、
私は泣きながらバイバイした。

それから、
隣の地域のお墓に行って、
お参りして
バイバイした。

それから、
その子とは会ってない。

だから、私が小学校に入って苦労したのは、
書かなくても分かるはず。

っていうか、
地味に記憶あるしね。

ってことで、
私の初めての友達は幽霊。

これで終わりです。

また次の話でお会いしましょう。