<最怖>幼い頃の記憶
自分は特に特殊なことも無い中流家庭に育って来たのだが
一個だけ本当に不可解な記憶がある。
何故かもやが掛かったような記憶なのだが覚えている
その記憶は何にも無い壁が真っ白な部屋で
床は学校の体育館みたいな木目調
窓の外は木が生い茂っている木の上の方が見えるので
たぶん2Fだと思う。
自分以外に人は居ない。
自分の年齢は立って歩いているが
目線が低いのでたぶん3-4歳だと思う。
なんの変哲もない部屋なのだが
一個特殊な事があって、
一つの壁に天井まで無数のボタンがある。
なんというか
芸人がクイズ番組で押すような
大きめなスイッチだ。
それが定期的に光って
自分は何故かそれを必死に押している。
そしてその後部屋に誰かが入って来て
その記憶は途切れるのだが
自分はずっと子供を預ける場所とかかな?
と思っていたが
この話を親にすると
知らんと言いすぐに話を逸らそうとする。
しつこく聞いたらすごい剣幕で怒られた。
自分は結構忘れっぽい性格をしているが
この記憶だけは何故か忘れていない。