<最怖>この世で最も怖い話まとめ

この世で最も怖い話をまとめています。毎日19時20時21時に1話づつ投稿。あなたを恐怖のどん底に落し入れます。朗読もはじめましたのでそちらもどうぞ。

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<最怖>地元で有名な幽霊屋敷

これは私が小学生の時に体験した話です。

私と盟友の、
仮に佐藤幸作君としときましょうか。

佐藤君といつもの様に、
放課後に原っぱーで遊んでいました。

初めのうちは、
キャッチボールをしていたり
バッタをとったりして遊んでいたのですが、
そのうち飽きてきたので、

「入ってはいけない」

と大人たちから言われていた原っぱの奥の方にある、
廃屋に行くことにしました。

地元では有名な幽霊屋敷の噂がある廃屋で、
私たちも外から見るだけで
入ったことはありませんでした。

やがて廃屋に着きました。

庭に錆付いたブランコがあって、
ツタが巻きついていたので、
しばらく私と佐藤君は

「あ~ぁぁぁぁ~!!!」

と叫びながら
ツタでサターンごっこを始めました。

サターンごっこも飽きてきたので、
2人で廃屋に入ることになりました。

玄関にはもちろん鍵がかかっておらず、
玄関から入ると非常にカビ臭い匂いがしました。

1階は落書きやゴミで散乱しており、
特に変わったものはありませんでした。

異変は2階の突き当たりの部屋上がった時に起きました。

2階のタンスを調べていると、
実家の仏壇にあるものと同じものがありました。

位牌でした♪

僕と佐藤君はそこで急に怖くなり、
ランスを閉めて1回に降りようようとした時、
2回のまだ入っていない部屋の方から

「まもる~~~~~~~」

と、年配の女の人の声が聞こえました。

僕と佐藤君は

「わわっ!!!」

と叫びながら一気に怪談を駆け下りると、
玄関を出ました。

廃屋の方を振り返ると、
2階の薄いレースのカーテンの閉まった窓から、
3人の人の影がベッタリと張り付いて
コッチを見てる様子でした。

僕と佐藤君は、
絶叫しながら家に帰りまった。

翌日、祟られては怖かったので、
私の家は当時ラーメン屋をやっていたものですから、
お供え物をもって
もう1度あの廃屋に佐藤君と行く事にしました。

例の位牌が入っていた2回の部屋に行き、
タンスを開け、
位牌にお供え物の刻みネギ(ラーメンに入れるやつ)をふりかけました。

2人で

「ごめんなさい」

と拝み、タンスを閉めて廃屋を出ました。

振り返ると、
2回のカーテン部屋の影が
4人になっているのが見えました。

さらに怖くなった僕と佐藤君は

「お供えしたもんね!!!」

と捨て台詞を残し、
その場を去りました。

以後、別に妙な出来事は起こらず、
2度とあの廃屋にも行きませんでした。

これで私の体験談は終わりです。

また次の話でお会いしましょう。